最近、あちらこちらで新築のマンションが建設されています。弊社は駅に近い場所にあるのですが、その駅から徒歩3分くらいの場所に大きなマンションが建設中です。ある人にお聞きしたら、名古屋は東京に比べて安いので、関東の業者が次々に土地や建物を買っていくのだとか。こうした動きは当然の事ながらオフィス物件価格にも影響が出るはずですから、少し他の地域と比べて名古屋がどのような価格帯で動いているのかを知っておくのも良いかもしれません。そこで、今回は東京のオフィス物件価格について取り上げます。
目次
- 東京のオフィス物件価格
- 名古屋との比較
- まとめ
1.東京のオフィス物件価格
コロナ渦に合って、東京はオフィスの移転や縮小が活発です。空室率は5%を超えています。では東京の新宿に着目してみてゆきましょう。新宿にオフィスを構える企業はとても多いという印象です。交通の便もよく、様々なお店や中小企業のオフィスが集まっています。およそ20%の物件が坪単価で15,000~20,000のレンジ。次に多いのが坪単価10,000~15,000のレンジが20%を切るくらい。名古屋に多い10,000円を切る物件は何と全体の2%です。名古屋ではクルマは必需品ですが、東京は公共の交通機関が発達していますから、90%の物件は駅徒歩7分以内と駅近ばかり。当然ですが駐車場はありません。
2.名古屋との比較
名古屋は10,000を中心とした価格帯で、15,000は結構高い方ではないでしょうか?駅から遠い物件も多いですし、それなりに駐車場も確保できそうです。東京は事業の内容や顧客ターゲットによって物件の選択が変わってきます。キチンと分析して選ばなければ事業が成功しません。一方、名古屋は凡そこのエリアみたいな括りで、あとはビルがキレイかどうか、家賃などの条件はどうなのかなど、それほど選択の仕方は難しくないように思われます。
3.まとめ
いかがでしたか?今後は新しく供給されるオフィス物件もたくさんありますから、古いビルや店舗の空きが増えてくるでしょう。住宅の価格は上昇しますが、オフィスは供給過剰になちますので今後賃料が下がる圧力が掛かると思われます。立地を考えて、良い立地の物件を借りるチャンスととらえることもできますし、新しくキレイな物件は、東京のような相場になってゆくのかもしれません。