最近、A4サイズのカラー複合機がとても人気です。ペーパーレスが進んできたこと、A3が改めて不要であると認識されてきたことが背景にあるでしょう。エスアイエス・パートナーズでもこの数か月で50台近く販売したリコーのプリンターについていろいろなことが分かってきました。今回取り上げるのは、初期設定後によく発生する問題についての対処方法をご紹介いたします。是非最後までご覧ください。
目次
- 導入直後に発生するトラブルとは?
- 解決策とは?
- まとめ
1.導入直後に発生するトラブルとは?
リコーの複合機型プリンターを導入していただいたお客様より、「通常の印刷は大丈夫だが、コピーやFAXをすると、ものすごく薄くプリントされる。初期不良のプリンターではないか?」といったお問い合わせを何件もいただきました。実際現地へご訪問させていただき見たところ、ものすごく薄く出てきてました。プリンターに詳しい方でしたら、印刷濃度の設定を濃くすればいいじゃないか!と思われるかもしれませんが、印刷濃度をMAXにしても薄くプリントされてしまうのです。これは、本当に初期不良なのかもしれないと思い、プリンターの設定欄を全て確認していくと怪しい箇所がありました。
2.解決策とは?
どこかと言いますと「管理者用メニュー」→「印刷設定」→「トナーセーブ」→「トナーセーブ量」で、節約量を設定する箇所があります。トナーセーブモードにしてあった為、薄くプリントされてしまっていた訳です。ここを通常モードに設定したところ改善しました。また、トナーセーブモードの設定はプリンタードライバーの設定の方が優先されます。プリンタードライバーの初期設定は、「プリンター設定」になります。(トナーセーブモードの方法は各プリンターによって違いますので取扱説明書などでご確認ください。)
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?知らず知らずのうちにこのような設定になってしまっているケースが結構あります。導入したばかりで初期不良ではないかと疑ってしまいますが、このようなケースが発生しましたら、一度確認してみてください。