2023.01.24 コラム

今回はオフィス移転で気になるオフィス空室率のお話。コロナ禍で縮小したり廃止したりと動きがありましたが、現時点でどうなっているのでしょうか?

目次

  1. どうなっている?今のオフィス空室率
  2. オフィス移転で考えるべきこと
  3. まとめ

1.どうなっている?今のオフィス空室率

2022年12月度のオフィス空室率についてビルディンググループが発表した記事を不動産サイトでみる機会がありました。全国6大都市圏(東京、名古屋、大阪、福岡、札幌、仙台)の主要エリアで基準階床面積100坪以上のオフィスビル、推定成約賃料が同100-300坪のオフィスビルが対象。それによると、東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は6.49%とかなり高い率で推移しています。1坪当たりの推定成約賃料は21,920円で3か月連続上昇しています。

名古屋でみてみると5.01%とかなり落ち着いてきている状況で、賃料は13,545円と上昇しています。その他の都市については

大阪 4.31%  福岡 3.58%  札幌 1.48% 仙台 3.47%

となっています。

2.オフィス移転で考えるべきこと

オフィス不要論が出ましたが、その影響から空室率が上昇してきました。しかし、オフィスに回帰する動きも出始めており、名古屋地区ではいったんは名古屋駅周辺から丸の内や栄に移動が続いたものの、再び丸の内から名古屋駅周辺へと拡張移転も活発です。このまま賃料が下がり続けることを期待した方も多かったと思いますが、数字を見る限りは上昇傾向にありますから、移転を考えている方は早めに準備をした方がよさそうですね。

3.まとめ

いかがでしたか? オフィス移転は会社の大きな行事になります。急ぎすぎてもダメ、のんびりしていてもダメ。会社が目指すビジョンをよく考えて、あまり情報に振り回されないように賢く決めることが大切です。オフィス移転を考え始めたらエスアイエス・パートナーズまでご相談ください。