2023.02.21 コラム

日経新聞にこんな見出しが出ていました。

地図教科書1200箇所訂正 東京書籍

高1向け2.5万冊再配布

皆さん、この記事を御覧になってどのように思われましたか?

今回は在宅ワークがネックになり、この問題が発生したと同記事は伝えています。

目次

  1. どうしてこの問題は発生した?
  2. 経営者は何をすべきか?
  3. まとめ

1.どうしてこの問題は発生した?

記事によると、担当者の在宅ワークで情報の連携が取れなかったのだとか。実際の間違い内容も報道されているが、例えば、

「西岸海洋性気候」を「西海岸性気候」と間違えたり、「ドレーク海峡」を「マゼラン海峡」と誤記したり。南米のラプラタ川の位置が不正確なケースもあったとのこと。教科書には検定制度があるが、検定で20箇所の誤りを指摘され、訂正はできていたそうだが、今回発覚した部分は見過ごされていたようです。

2.経営者は何をすべきか?

在宅ワークに潜むリスクが損害として実際に発生していると考えられます。この問題は単に在宅ワークがだめだという話にはできません。すでに在宅ワークを含むテレワークは今後も継続する働き方のスタイルであり、テレワークができない会社には優秀な人材が集まらないことも充分予想されるからです。この記事は経営者が働き方の変化を受け入れつつ、且つ、企業業績をどのように伸ばしてゆくのかを考えさせる大事なものだと言えます。

では、この記事を読んで弊社はどう感じたのか?それは「やはり紙は要るのでないか?」ということ。どういうことかと言えば、以前にもコラムに書いたのですが、人の脳は紙を通じて情報を取得するときに「分析モード」になり、画面で情報を取得するときには「パターン認識モード」になります。これは目に入る光の入り方が関係しています。紙を通じて情報を取得すると、一旦紙に反射された光が目に入るため「分析モード」になるのだとか。分析ですからどこが間違っているかを発見するモードに脳が変わっている。間違いはだれでも必ずします。その間違いをどう外に出ないように止めるのか?この仕組みが非常に重要です。再鑑という言葉があります。サラリーマン時代の上司が銀行出身だったせいもあり、しきりに再鑑というのです。つまり間違っていないかどうか別の人がチェックする。間違いが外に出ると信用問題になる。

紙を使うことが間違いを発見する有効な手段であるなら、在宅勤務者が安心して使える印刷機の支給を通じて、今回の出版社が犯したようなミスを防ぎ、会社の信用や利益を守ることができるのではないか?

3.まとめ

いかがでしたか?紙を使うことの有効性は見直されているような気がします。在宅用にプリンターを配布するのは簡単ですが、消耗品のコスト管理や故障時の対応などを考えると総務の方も大変ではないか?そこで定額でトナーやインクを無料でつかる保守付きのプリンターサブスクサービスであるサブロー{SubLow🄬)がとても良いように思うのですが。

複合機やプリンターをサブスクでローコストに使えるサブロー(SubLow🄬)は貴社の利益を守ります。気になった方はぜひお問合せください。