メルカリをはじめとした中古品ビジネスが拡大しています。実質的な賃金の減少で新品を買えない人たちが増えていることを感じます。また、中古で十分というモノに対する意識の変化も感じます。一般消費者の間で広まる中古品ブームですが、企業活動においてはこの中古品というのは適切な選択になるのでしょうか?今回はプリンターや複合機の中古品に焦点を当ててお伝えします。
目次
- 中古プリンターのメリットとデメリット
- うまく使いこなす方法
- まとめ
1.中古プリンターのメリットとデメリット
プリンターや複合機の値上げが続いています。半導体不足による供給遅延のあとは、戦争の影響で原材料が高騰した製造コストの上昇、賃金の上昇圧力など、モノを安くタイムリーに買えた時代は終わりを告げました。では中古機で経費を抑え、素早く調達するのは賢い方法なのかといえば必ずしもそうではなく、メリットとデメリットをよく考えなければなりません。ではメリットとデメリットとはなんでしょうか?
①メリット
- 安く購入できる
- 納期が早い
- 程度の良い機械に当たればよい買い物ができる
②デメリット
- いつ故障するかわからない
- 自由にモデルを選択できない
- 保証期間が短い、または無い
ざっとこんなところでしょうか。
2.うまく使いこなす方法
一番困るのは、すぐに故障するという点です。ではどうすればいいのか?小型のプリンターの場合は保守サービスが付帯することはまずありません。大型の複合機は保守サービスが付帯するケースも多いのでなるべく保守サービスが付帯しているものを選びましょう。では保守サービスがないものはどうするか?一つは火災保険を使って修理費用を保険会社に負担してもらうという方法があります。皆さんの会社の火災保険がどのような契約になっているのかを調べてみてください。もし火災保険がカバーする範囲ではない場合は損害保険会社に動産保険を掛けられないか相談してみましょう。少々保険料は高くつくかもしれませんが、引き受けてもらえる場合は故障のリスクに備えることができます。
3.まとめ
いかがでしたか?保険を使うアイディアは新鮮でしたか?リスクの高い保険になるので保険会社によってはお断りされるケースもあるでしょう。一方、エスアイエスパートナーズでは初期費用無料のサブスクという仕組みを使ったプリンターのレンタルサービスがあります。費用を抑えたい方に保守サービスも付帯した新しいプリンターの使い方をご提案しています。一度検討してみませんか?