2023.03.19 コラム

最近はパソコンに接続しなくても印刷ができるAirPrintと呼ばれるような機能が小型の複合機に搭載されています。もちろん大型の複合機にも搭載されているので、スマホからの印刷などはこの機能で非常に便利になっています。ではこの機能の使い方で注意することはありますか?電波障害などの危険はないのでしょうか?

目次

  1. AirPrint機能の活用方法
  2. リスクとは?
  3. まとめ

1.AirPrint機能の活用方法

最近私がよく行うのは、LINEやメッセンジャーで送られているファイルをこの機能を使って印刷すること。チラシのような文書から写真などの画像に至るまでいろいろなものが送られてきます。パソコンに転送して印刷するよりもスマホから直接印刷するほうが早いので非常に便利です。この機能を使って、公共の場所、例えば喫茶店やファミレスなどで印刷ができたら、そこに集まる人たちのコミュニケーションの幅が広がると思うのですが。

2.リスクとは?

①電波障害などは発生するのか?

AirPrintは、Appleのワイヤレス印刷技術の1つであり、複合機の機能の1つです。一般的に、AirPrintを使用して印刷する場合、複合機から放射される電磁波が引き起こす電波干渉の心配はありません。AirPrintによる印刷は、Wi-FiやBluetoothを介して行われるため、複合機が放射する電波は、Wi-FiやBluetoothの電波と同じように周囲に広がります。これらの電波は一般的に、標準的な家庭用電子機器が発生する電波と同じレベルの強度であり、周囲の電子機器に悪影響を与えることはありません。ただし、周囲の電子機器の設置状況や複合機の設置場所などによっては、電波干渉が発生する可能性があるため、十分な注意が必要です。

②情報漏洩につながるのか?

機密文書の印刷はどんな場合でも注意が必要です。手段としてのリスクは特に無いでしょう。問題は何を印刷するのかです。ほかのだれかが見てしまうリスクを避けましょう。

3.まとめ

いかがでしたか?便利な機能を活用しましょう。病院などの診療機関では複合機やプリンターが発する微弱な電波が他の機器に影響を与えることもリスクとして認識しましょう。お客様が独自に調べた結果では、ブラザー社のインクジェット複合機は微弱な電波が出ないので機器に影響を与えることがないようです。ブラザー社のインクジェット複合機も扱っています。使い方を含めてご相談ください。