2021.09.30 コラム

AJCRという言葉をお聞きになったことはありますか?全国のリサイクルトナー製造メーカーが所属する団体で、リサイクルトナーの品質向上や、リサイクルトナーに関係する法的問題などについて会員を支援している団体です。今回はAJCRの活動が消費者にもたらすメリットについてお伝えします。

目次

  1. AJCRとは?
  2. AJCRの活動が消費者にもたらすメリットとは?
  3. エスアイエス・パートナースの商品はどうか?
  4. まとめ

1.AJCRとは?

AJCRとは日本カートリッジリサイクル工業会のことを指しています。Association  Japan Cartridge  Re-manufacturesの頭文字を取っています。1999年4月に発足し、2014年4月に一般社団法人となっています。このコラムを執筆する時点で正会員が21社、賛助会員が8社のようです。英語の表記でわかるように、Manufacturerは製造するという意味の英語ですから、Reと先頭につくことでリサイクルトナー製造メーカーが主体となる工業会です。

2.AJCRの活動が消費者にもたらすメリットとは?

AJCRはこれまで数々の取り組みをしてきました。AJCRのホームページを見ると、環境と品質を両立させた認証制度作りを進めて来たことが分かります。リサイクルトナーは地球温暖化防止に貢献するSDGsな商品ですが、品質が良くなければ誰も使ってくれません。逆に品質を上げるために、例えばですが、リサイクルトナーの製造段階で部品の再利用率を下げ、新品部品の使用率を上げてゆくと環境にやさしくない商品になってしまいます。そのため、環境と品質を両立できるモノ作りの基準を定め、環境ラベルE&Qを制定しています。消費者の観点からみれば、AJCRに加盟するメーカーの商品を購入することで、環境と品質の両方で満足が得られる商品を購入できるというのです。

3.エスアイエス・パートナーズの商品はどうか?

エスアイエス・パートナーズは、リサイクルトナー製造メーカーに部品を販売する事業を創業当初から行っています。ですから、どんな部品をどのように使って製造すれば、よいリサイクルトナーが出来上がるかを熟知しています。また、様々なリサイクルトナーメーカーと取引することで、各メーカーの強みも理解しています。こうした背景もあり、エスアイエス・パートナーズではAJCRに加盟する製造メーカーの強みを生かした独自の仕入れルールを作っており、それを品質保証体制のひとつとしています。また、純正品よりもさらに良い品質のリサイクルトナーを提供したいという思いから独自品質のPB商品も多く取り揃えています。こうした品質に関する取り組みの結果、新規にお取引頂けるお客様のうち95%は純正品からリサイクルトナーへの切り替えとなっています。

4.まとめ

いかがでしたか?AJCRの取り組みを見てみると、消費者に安心して使って頂けるリサイクルトナーを製造したいというメーカーの取り組み姿勢が理解できます。エスアイエス・パートナーズでもAJCRに加盟する製造メーカーからリサイクルトナーを調達していますし、純正品よりも良い品質を目指したPB商品も数多く取り揃えています。リサイクルトナーについてどれを選んだら良いか分からなくなったらぜひエスアイエス・パートナーズまでお問合せください。