2021.11.15 コラム

半導体不足の影響でプリンタ―の納期が遅延しています。特にA3サイズのプリンターは需要も多いため、生産が需要に追い付いていない状況と思われます。3月決算を控えて、今のうちからプリンターの選定に入る企業様も多いかと思います。そこで今回はA3サイズのカラープリンターについてリサイクルトナーを販売する会社の観点からお勧めモデルをお伝えします。

目次

  1. お勧めキヤノン社A3カラープリンター
  2. お勧めリコー社A3カラープリンター
  3. お勧めA3富士フィルムビジネスイノベーション社(以下富士フィルム社)カラープリンター
  4. まとめ

1.お勧めキヤノン社A3カラープリンター

お勧めはLBP841Cです。26頁/分の印刷速度で業務はスイスイ捗ります。敢えて少し古いモデルを選んだのは、リサイクルトナーの供給と品質が安定しているからです。メンテナンスフリーの設計で、トラブルが発生してもカートリッジが一体型で設計されているため、カートリッジ交換で済んでしまいます。一般的な業務に使うのであれば、このモデルは価格も安くお勧めです。

2.お勧めリコー社A3カラープリンター

お勧めはSP C740です。35頁/分で印刷速度も速いので業務がスイスイ進みます。実はこれも少し古いモデルになりますが、リサイクルトナーの供給や品質が安定しています。弊社でも多数のリサイクルトナーを販売していますが、トラブルがゼロです。トラブルをゼロにするポイントはドラムユニットを純正品にすることです。

3.お勧め富士フィルム社カラープリンター

①ヘビーユーザー向け

まさにこれは印刷機です。ApeosPortPrintC4570でしょう。印刷速度は45頁/分ととても早く、印刷業務が非常に重要なポジションにある会社であれば、このプリンターを選択すると良いでしょう。リサイクルトナーも入手可能ですが、プリンターが新しいこともあり、使用済みカートリッジが充分にないことから、リターン運用(現物再生とも言いますが、お客様が保有する使用済みカートリッジを工場に送り、その送ったカートリッジを加工してもらい納品するやり方で納期が掛かります)しかできないことから、最初の数本を純正品で運用する必要がある点だけがネックです。

②一般ユーザー向け

DocuPrintC2550dまたはDocuPrintC3550dが一般向けとなります。前モデルであるDocuPrintC3450dⅡの基本設計とあまり変わっていませんので、プリンターは安定しています。前のモデルは純正トナーを使っていても、トナーパウダーがプリンターに供給されず、エラーが出てしまうトラブルが度々ありました。このような問題点が改善されているものと思われます。リサイクルトナーの供給も安定しています。

4.まとめ

いかがでしたか?A3サイズのカラーレーザーは価格も高いので、どれを選んで良いのか分からないですね。メンテナンスフリーで安価に使いたいのであればキヤノンが良いでしょう。リサイクルトナーの品質により高い品質を求めるのであれば、富士フィルムビジネスイノベーション社のプリンターが良いでしょう。