テレワークはコロナ禍で浸透しました。国土交通省「テレワーク人口実態調査」では、雇用者に占めるテレワーカー比率は2021年度が27%でコロナ前の2019年度の14.8%から急増しています。
仕事はオフィスでこなすものという常識が感染防止対策の一環としてオフィスに来ない働き方が浸透することであっさり覆りました。
では、そんなテレワークをこれから効率的に行う上で必要なOA機器にどんなものがあるのでしょうか?
今回のテーマは、テレワークを始めるために必要なOA機器とは?です。
目次
- テレワークを始めるために必要なOA機器とは?
- どうして複合機が必要なのか?
- まとめ
1.テレワークを始めるために必要なOA機器とは?
仕事を外に持ち出すわけですから、持ち出せるものが必要です。パソコンならノートパソコンです。オフィスには15インチ画面の少し重たいノートパソコンが置かれている会社も多いのですが、14インチ以下でディスクドライブなどがついていない軽量なノートパソコンがテレワークには適しているでしょう。また、スマホのテザリングでパソコンをネットにつなぐこともできますが、ある程度長時間の接続を考えると、Wi-Fiを別に契約してストレスなくネットにつなげられる方が良いでしょう。ポケット型のWi-Fi機などがこれらに該当します。
OA機器という範囲ではありませんが、オンライン会議で使うマイク付きのヘッドホンや、明るさを確保するための照明器具も必要かもしれません。LEDを使うタイプで1万円程度で販売されているようです。
さて、ではプリンターや複合機は必要でしょうか?
不要では?と思われるかもしれませんが、コロナ禍でとても売れたものの中にインクジェットプリンターがあることをご存知でしたか?多くの方がテレワークの中でも在宅ワークを効率的に行うためにインクジェットプリンターを購入したようです。
2.どうして複合機が必要なのか?
さて、コロナ禍で売れたインクジェットタイプのプリンターや複合機。どうして必要なのでしょうか?
購入した人たちはあることに気づいています。それは、
「紙」に印刷したほうが間違いを発見しやすい
ということ。
メディア批評で有名なカナダのマーシャル・マルクハーンは、紙の方が間違いに気づきやすい理由について、「反射光」と「透過光」の性質の違いを指摘しています。反射光はいったん紙に反射してから目に入る光であり、透過光は画面を見る際に直接目に入る光を指す。ではどんな違いがあるのか?
紙に印刷して読むとき、つまり反射光で文字を読む際には、人間の脳は「分析モード」に切り替わります。目に入る情報を一つひとつ集中してチェックできるため、間違いを発見しやすくなるのです。
一方、画面から発せられる透過光を見る際、脳は「パターン認識モード」になります。送られてくる映像情報などをそのまま受け止めるため、脳は細かい部分を多少無視しながら、全体を把握しようとします。細部に注意をあまり向けられないので、間違いがあっても見逃してしまう確率が高くなります。
要は画面でのチェックはざっくり見る感じで細かなチェックには向いていないということ。
さて、ちょっとした資料のミスが大きな売り上げを左右したり、信用を失うことになったりする可能性を考えると紙に印刷したほうが安心ではないか?
だからテレワーク、特に在宅勤務でもプリンターや複合機はミスを減らすため必要なOA機器なのです。
3.まとめ
いかがでしたか?複合機が必要とは意外ですね。企業が社員に在宅勤務を命ずる場合、もし自宅で印刷が必要になったらその費用をだれが払うのでしょうか?個人?会社?そんな時に複合機のサブスク「サブロー」で在宅勤務用の複合機を支給しておけば安心ですね。
ぜひ、テレワークをこれから始める会社、さらに浸透させて業績を上げたい会社はこのサブローをうまく活用して社員の働きやすさを構築してみてください。