2023.02.10 コラム

今回はオフィス移転についてのお話。コロナ渦で上昇した空室率が低下しつつあります。

今回は今朝の日経新聞から情報を得ます。

目次

  1. 都心の空室率状況
  2. 経営者として今何を決断するか?
  3. まとめ

1.都心の空室率状況

オフォスビルの空室率などの調査結果を新聞に提供しているのが三鬼商事さん。弊社もお取引があります。今朝の報道では、三鬼商事さんの調査結果では東京都の中心部に空室率が低下しているとのこと。現時点では6.26%と高水準であるが、それでも二カ月ぶりの下落です。新築ビルに関しては24.53%でこれも低下しているようです。

2.経営者として今何を決断するか?

供給過剰な状態であることは間違いありません。このようなコロナ渦にあってもトップクラスの企業は優秀な人材を獲得するために立地のよい高品質なビルを求めているようです。しかし、外資系となると様子は変わり、本国での業績悪化で移転や拡張計画を見直す動きも出ていると言われています。

では経営者は今この状況でオフィス移転についてどんな決断をするべきなのでしょうか?コロナ渦にあって先の見通せない時代に突入しています。しかし一方で世の中で何が残り、何が無くなるかも明確化しつつあります。自分のいる業界が今後どうなるのかはある程度判明してきているのではないでしょうか?衰退する事業を抱えながら一方で新規事業に参入し、未来を切り開こうとする企業も多いはずです。新しい事業はすぐに成果が出るわけではありません。ですから、いかに低空飛行ができるかが非常に重要です。つまり固定費をしっかりと下げておき、新規事業が目を出さなくてもしっかりと利益を確保できる状況にしておくことが大切であると言えます。経営資源を新規事業に集中させるためにも、余分な固定費はしっかり削減し、もっと後から移転が出来なくなるくらい業績悪化する恐れもあるのであれば、今この空室率が高い間に良い条件のオフィスに移転しておくことはとても賢明なことだと言えます。

3.まとめ

いかがでしたか?オフィス移転は企業の未来を作ります。しっかりと固定費を削減し、混沌とした時代にあって、しっかりと業績が上向きになるまでは、今この時期に決断して良い条件のオフィスに移転するという選択は大いにあります。オフィス移転のことならエスアイエス・パートナーズにお任せください。