様々なメーカーからプリンターが発売されています。「どれを選んだら良いのか分からなーい!」という企業様にちょっとしたアドバイスを。今回は弊社でも出荷台数が多いリコーのP C301SFについてお伝えします。
目次
- リコー P C301SFってどんなマシン?
- 故障頻度が高いのはどこ?
- まとめ
1.リコー P C301SFってどんなマシン?
A4サイズのフルカラーレーザープリンター複合機です。トナーカートリッジは一体型でリサイクル品が入手できます。このマシンの特徴は2系統のネットワークに接続できるということ。これは組織内にネットワークが二つ存在する場合、二つのネットワークに同時に接続できるということです。このような使用環境として病院があります。この特徴を活かせば、病院内のプリンター台数を減らせます。
2.故障頻度が高いのはどこ?
実はいろいろ壊れます。本当に壊れます。これまでの故障にこんなものがありました
①紙づまりで紙を取り除いたらセンサーが外れてストップした
これは本当に多いんです。なんで外れるような場所にセンサーがあるのか…。サービスの方に文句を言っても仕方ありませんが、どう考えても設計が???という気がしてなりません。
②ADFで片面しか読み取りできなくなる
両面自動読み取り機能が付いています。が、たびたびできなくなります。サービスの方にお尋ねすると、ADFの開閉が多いと振動で故障するそうです。とっても修理代が高いので、そっと触るくらいの感覚で使ったほうが良いです。
③一体型カートリッジなので、カラー印刷が少ないとカートリッジがダメになる
節約のためにカラー印刷を控えていると、一体型トナーカートリッジなのでカラーカートリッジのトナーが無くなる前にカートリッジのドラムが摩耗し、トナーカートリッジが故障します。病院ではカラー印刷が少ないのでこの問題が発生します。せっかく2系統のネットワークにつながるよう設計されているのに、トナーカートリッジの構造が用途に合っていません。
3.まとめ
いかがでしたか?販売しているからこそわかることです。用途に合っていることが非常に重要なのがプリンターの選択です。「その選択、合っていますか?」エスアイエス・パートナーズでは用途にあったプリンターや複合機のアドバイスをさせて頂けます。