インクジェットプリンターの販売がどんどん増えてきました。そこで多くの人が気にする性能について今回は両面印刷という観点から考えます。
今回のテーマは
「インクジェットは両面印刷に弱い?」です。
目次
- インクジェットは両面印刷に適しているか?
- 両面印刷で懸念されること
- まとめ
1.インクジェットは両面印刷に適しているか?
インクジェットプリンターで両面印刷ができる機能が標準で備わっているモデルが増えつつあります。そこで、インクジェットプリンターは両面印刷に適しているのか?ということが少し気になります。まず、インクの種類から考えられることを取り上げています。
①染料インク
染料インクは発色が良くきれいに印刷できることで有名です。一方でインクが紙の繊維に染み込むため、滲みが気になったり、水にぬれると滲みがひどくなったりという欠点があります。一方で染料インクは裏面への写りが少ないため、両面印刷に向いているとも言えます。
②顔料インク
顔料インクは近年、ビジネスインクジェットプリンターに多く採用されるインクの種類です。染料インクと異なり、滲みがほとんどありません。一方で裏面への写りは染料インクよりも強く出る傾向にあり、契約書などの両面印刷を行う場合は、少し厚めの紙を使ったほうが良い場合があります。
2.両面印刷で懸念されること
インクは液体です。一時的に紙が水分を吸うことになります。速乾性が高いインクが主流になっているとはいえ、それでも紙が水分を含むことで、紙のコシが弱くなります。そのため、インクの使用量が多くなる写真やイラストなどの印刷が主流を占める場合の両面印刷では、紙詰まりが発生する可能性が高くなります。これも紙を選ぶことで回避できる可能性があります。
3.まとめ
消費電力が少ないこと、コンパクトで安価であるという理由からインクジェットの人気が高まっています。今の時代の流れを考えると、レーザー方式よりインクジェットが主流になる可能性が高いとも言えます。印刷物が出てくる印刷過程が異なることを考慮に入れて最適なマシンの選択が必要です。複合機を「サブスク」で「ローコスト」に「36か月」使えるSubLow🄬(サブロー)はインクジェットとレーザーの両方をモデルとして取り揃えています。小型複合機のご提案はエスアイエス・パートナーズにお任せください。