2026.05.07 課題解決

医療機関のプリンター運用で、リサイクルトナーとメーカー保守を両立し、消耗品コストを約30%削減した課題解決事例

1. 医療機関における出力環境の最適化事例

愛知県内の300床規模の医療機関で、院内プリンターの管理負担と消耗品コストを見直した事例です。

複数メーカー、複数機種、純正トナーとリサイクルトナーが混在していた環境を整理し、保守品質を維持しながら、消耗品コストの削減と運用管理の効率化を実現しました。

2. 納品先情報

項目 内容
業種 医療機関
地域 愛知県
規模 300床
納品番号 26012001
主な課題 プリンター管理の煩雑化、消耗品コストの増加、保守窓口の分散
改善内容 機種集約、リサイクルトナー活用、保守体制の整理

3. 導入機器と製品仕様

本事例では、事務系端末の出力環境を見直すため、A4フルカラーレーザープリンター複合機を選定しました。

項目 仕様
メーカー 富士ゼロックス社
機種名 DocuPrint CM310 z II
種別 A4フルカラーレーザープリンター複合機
印刷速度 28頁毎分
契約形態 36か月レンタル契約
主な用途 医療機関内の事務系出力
トナー運用 高品質リサイクルトナーを活用
感光体ドラム 安定稼働を優先し、純正品で運用

4. お客様の課題

4-1. 複数メーカー・複数機種による管理負担

院内では、導入時期や部署ごとの判断により、さまざまなメーカーや機種のプリンターが混在していました。

その結果、次のような負担が発生していました。

・機種ごとに異なるトナー在庫を持つ必要がある
・棚卸や発注管理に時間がかかる
・どの部署でどの消耗品を使うのか分かりにくい
・在庫スペースが圧迫される

4-2. 保守窓口が分かれていたことによる不安

プリンターに不具合が起きた際、メーカーや販売店ごとに問い合わせ先が異なる状態でした。

医療機関では、印刷の停止が診療や事務処理に影響することがあります。
そのため、障害発生時の初動対応を早くすることが重要でした。

4-3. リサイクルトナーに対する現場の不安

現場では、リサイクルトナーに対して次のような不安がありました。

・印字品質にばらつきが出ないか
・プリンター故障の原因にならないか
・診療に関わる帳票の出力に支障が出ないか
・安価な消耗品を使うことで、結果的に保守費用が増えないか

一方で、事務局側には消耗品コストを抑えたいという明確な課題がありました。

4-4. メーカー保守との両立

大きな懸念は、リサイクルトナーを使いながらメーカー保守を維持できるかという点でした。

「再生トナーを使うとメーカー保守が受けられないのではないか」
「故障時に高額な実費請求が発生するのではないか」

このような不安が、全院的なコスト削減を進めるうえでの障壁になっていました。

5. 当社の提案と工夫

5-1. 電子カルテとの親和性を重視した機種選定

医療機関では、電子カルテシステムとの接続互換性がとても重要です。

そこで当社では、既存環境を確認したうえで、電子カルテ系と事務系の2系統にメーカーを絞り込む提案を行いました。

特に老朽化が進んでいた事務系端末には、A4フルカラーレーザープリンター複合機をレンタルで導入しました。

これにより、初期費用を抑えながら、必要な出力環境を整えることができました。

5-2. すべてをリサイクル品にしない最適構成

コスト削減を目的にしても、すべての消耗品をリサイクル品に切り替えることが最善とは限りません。

当社では、部品ごとの特性を見ながら、次のように運用を設計しました。

部品 運用方針 理由
トナーカートリッジ 高品質リサイクルトナーを使用 消耗頻度が高く、コスト削減効果が大きいため
感光体ドラム 純正品を使用 安定稼働を優先し、トラブルを防ぐため
プリンター本体 レンタル契約 初期費用を抑え、機器管理をしやすくするため
保守対応 窓口を整理 障害時の対応を早くするため
5-3. リサイクルトナーとメーカー保守を両立

本事例の大きな特徴は、リサイクルトナーを活用しながらも、メーカー正規の保守サービスを継続できる体制を整えたことです。

当社では、トナー品質、機器状態、保守対応の責任範囲を整理し、情報システム担当者様の心理的な負担を軽くすることを重視しました。

6. 導入後の変化

6-1. コスト構造の改善
項目 導入前 導入後
初期費用 機器購入費が発生 レンタルにより初期費用を抑制
消耗品費 純正トナー中心で高止まり リサイクルトナー活用で約30%削減
管理負担 メーカー・機種ごとに管理 機種集約により管理を簡素化
6-2. 保守体制の改善
項目 導入前 導入後
問い合わせ窓口 複数に分散 当社窓口を中心に整理
障害対応 初動に時間がかかる 対応経路が明確化
現場の不安 リサイクルトナーへの不信感 保守体制の明確化で安心感が向上
6-3. 在庫管理の改善

機種を集約したことで、トナー在庫の種類を減らすことができました。

その結果、次のような効果がありました。

・在庫スペースを約80%削減
・棚卸作業の負担を軽減
・誤発注や過剰在庫のリスクを低減
・部署間での消耗品管理を分かりやすく整理

6-4. 機器寿命と運用安定性の向上

高品質リサイクルトナーと純正感光体ドラムを組み合わせることで、トナー起因のトラブルが減少しました。

プリンター本体の状態も良好に保たれ、当初の36か月契約を延長して運用を継続しています。

機器を長く使えることは、単にコストを抑えるだけではありません。

・入れ替え時の設定作業を減らせる
・ドライバインストールやネットワーク設定の手間を減らせる
・旧機種が不要在庫になることを防げる
・院内業務への影響を抑えられる

7. この事例で得られたメリット

本事例では、医療機関の出力環境において、次のような成果がありました。

・消耗品コストを約30%削減
・保守品質を維持
・リサイクルトナーへの現場不安を軽減
・保守窓口を整理
・在庫スペースを約80%削減
・プリンター本体の安定稼働を実現
・36か月契約後も継続運用できる状態を維持

医療機関にとって、プリンターは目立たない存在かもしれません。
しかし、診療、会計、事務、検査、各種帳票の出力など、日々の業務を支える大切な設備です。

だからこそ、単に安い消耗品を選ぶのではなく、品質、保守、在庫管理、長期運用まで含めて見直すことが大切です。

8. 私たちが選ばれる理由

詳細はこちらから

8-1. リサイクルトナーに関する約30年の経験

当社は、リサイクルトナーに関わり約30年の経験があります。

特にカラープリンターについては、印字品質、トナーの定着性、機器への影響、保守面での注意点など、実務に基づいた知見を持っています。

8-2. 製造側にも関わる専門的な知見

当社は、リサイクルトナー製造メーカーに対して、トナーパウダーをはじめとした部品を販売しています。

これは、製品を販売するだけでなく、製造に関わる材料や品質の考え方を理解しているということです。

そのため、単に価格だけで選ぶのではなく、機器との相性や長期運用を考えたご提案が可能です。

8-3. 純正品、汎用品、リサイクル品を組み合わせた提案

当社では、リサイクルトナーだけでなく、純正品や汎用品も取り扱っています。

そのため、お客様の環境に合わせて、次のような組み合わせをご提案できます。

・コスト削減効果が高い部分にはリサイクルトナーを活用
・安定稼働を優先すべき部品には純正品を使用
・機器や用途に応じて汎用品を選択
・保守品質を落とさない運用方法を設計

8-4. 医療機関の現場に合わせた丁寧な設計

医療機関では、プリンター停止が業務に影響することがあります。

当社では、価格だけでなく、次の点を大切にしています。

・電子カルテや院内システムとの相性
・現場で使う方の不安の解消
・情報システム担当者様の管理負担軽減
・保守時の責任範囲の明確化
・長く安定して使える構成づくり

9. リサイクルトナーやプリンター運用でお困りの方へ

次のようなお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。

・純正トナーのコストが高い
・リサイクルトナーを使いたいが品質が不安
・メーカー保守との関係が分からない
・プリンターの機種が多すぎて管理しにくい
・在庫スペースを減らしたい
・医療機関や事務所の出力環境を見直したい
・レンタル、購入、消耗品の最適な組み合わせを知りたい

当社は、リユースをテーマとしたOA機器や消耗品を中心に取り扱っています。
新品、リユース品、リサイクルトナー、純正トナー、汎用トナーを組み合わせながら、必要にして十分な性能と安定稼働を両立する構成をご提案します。

10. FAQ

10-1. Q. 医療機関でもリサイクルトナーは使えますか?

A. はい、使用できます。ただし、機種との相性、印字品質、保守体制を確認したうえで導入することが大切です。本事例では、リサイクルトナーと純正感光体ドラムを組み合わせることで、安定した運用につなげました。

10-2. Q. リサイクルトナーを使うとメーカー保守は受けられなくなりますか?

A. 一概には言えません。メーカー、機種、保守契約、故障原因によって判断が異なります。当社では、リサイクルトナーを使用する場合でも、保守対応の責任範囲を整理し、安心して運用できる構成をご提案しています。

10-3. Q. プリンターの消耗品コストはどれくらい削減できますか?

A. 使用枚数、カラー比率、機種、現在のトナー単価によって異なります。本事例では、消耗品コストを約30%削減できました。

10-4. Q. すべての消耗品をリサイクル品にした方が安くなりますか?

A. 必ずしもそうではありません。部品によっては、純正品を使った方が長期的に安定する場合があります。本事例では、トナーカートリッジはリサイクル品、感光体ドラムは純正品という構成にしました。

10-5. Q. プリンター本体は購入とレンタルのどちらがよいですか?

A. 初期費用を抑えたい場合や、保守管理を分かりやすくしたい場合はレンタルが向いています。一方で、長期使用が前提で使用環境が安定している場合は購入が向くこともあります。お客様の使用状況に合わせて判断します。

10-6. Q. 愛知県以外の医療機関や事業所でも相談できますか?

A. はい、全国からご相談いただけます。営業エリアは47都道府県に対応しています。

11. 会社概要

項目 内容
会社名 株式会社エスアイエス・パートナーズ
所在地 〒465-0095 愛知県名古屋市名東区高社1丁目89番地 第二東東昭ビル4階
電話 052-753-3782
FAX 052-753-3783
古物商許可 第541421700200
宅建業許可 愛知県知事(1)第24728号

12. 取り扱い品目

・リユースパソコン
・新品パソコン
・リサイクルトナー
・純正トナー
・汎用トナー
・海外純正トナー
・UTM
・EDR
・各種セキュリティソフト
・業務用プリンターレンタル
・複合機レンタル
・パソコン廃棄および買取
・パソコンのデータ消去
・物理破壊による情報漏えい対策
・賃貸オフィス仲介
・オフィス移転に伴う各種業務全般

13. 営業エリア

北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県

14. ご相談フォーム

リサイクルトナー、プリンター運用、保守体制、消耗品コストの見直しについては、こちらからご相談ください。

当社ご相談フォーム

お客様のご要望に合わせて、最適な構成案や御見積書を個別に作成することも可能です。