2026.05.25 課題解決

従業員5人の業務委託会社で実施した、情報漏洩と業務停止を防ぐための基本対策事例

個人情報を扱う小さな会社が、安心して業務を続けるためのネットワーク対策

個人情報を扱う会社にとって、セキュリティ対策は大企業だけの課題ではありません。

特に、電話営業、業務委託、顧客対応、受付代行、事務代行などの仕事では、日々の業務の中で氏名、電話番号、住所、契約情報などの大切な情報を扱うことがあります。

今回ご相談いただいたのは、名古屋市にある従業員5人の業務委託会社様です。

これまでは簡単なウイルス対策ソフトのみで運用されており、ネットワーク全体を守る仕組みがない状態でした。もしランサムウェアや不正アクセスが発生した場合、業務停止や情報漏洩につながるリスクが高い状況でした。

そこで、パソコン3台の増設をきっかけに、社内ネットワーク全体を見守るためのUTMを導入しました。

製品仕様マトリックス

項目 内容
導入製品 WatchGuard UTM
契約内容 5年ライセンス
対象規模 従業員5人、パソコン合計5台
導入目的 情報漏洩対策、ランサムウェア対策、ネットワーク監視
主な防御対象 不正アクセス、ウイルス感染、迷惑通信、ランサムウェア、情報の外部送信
運用支援 無料SOCサービス付帯
SOC対応時間 平日9時から17時まで
提案構成 小規模事業者向けの最小構成
導入先地域 愛知県名古屋市
納品日 2026年5月25日
納品番号 20260525

納品先情報

業種

業務委託会社

個人向け電話回線営業会社の業務委託先として、日常的に個人情報を扱う業務を行っておられました。

地域

愛知県名古屋市

納品番号

20260525

今回のご相談内容

お客様は、個人情報を多く扱う業務をされているにもかかわらず、セキュリティ対策は簡単なウイルス対策ソフトだけという状態でした。

社内にはITやセキュリティに詳しい担当者がおらず、少人数で日々の業務を回しているため、対策の必要性は感じながらも、何から始めればよいか分からない状況でした。

特に心配されていたのは、次のようなリスクです。

・個人情報が外部に漏れてしまうこと
・ウイルス感染で業務が止まってしまうこと
・ランサムウェアに感染してデータが使えなくなること
・社員だけでは異常に気づけないこと
・取引先に迷惑をかけてしまうこと
・信用を失ってしまうこと

課題:簡単なウイルス対策だけでは、会社全体を守りきれない

ウイルス対策ソフトは、パソコン単体を守るための基本的な対策です。

しかし、会社全体のネットワークを守るには、それだけでは不十分な場合があります。

特に、次のような状態では注意が必要です。

・社内に複数台のパソコンがある
・個人情報を扱っている
・インターネット接続を日常的に使っている
・メールやWebサイトをよく利用する
・ITに詳しい担当者がいない
・取引先からセキュリティ対策を求められる可能性がある

今回のお客様も、パソコンは合計5台という小規模な環境でした。

しかし、扱っている情報の重要性を考えると、対策を後回しにできる状態ではありませんでした。

きっかけ:パソコン3台増設時のヒアリングで課題を発見

今回のご相談は、最初からUTM導入のご依頼だったわけではありません。

きっかけは、パソコン3台の増設でした。

その際に、現在の利用状況や業務内容をヒアリングしたところ、個人情報を多く扱う業務であるにもかかわらず、ネットワーク全体を守る仕組みがないことが分かりました。

私たちは、単にパソコンを納品するだけではなく、業務内容や利用環境を確認したうえで、必要な対策をご提案しています。

今回も、パソコン増設のタイミングでセキュリティ上の弱点を見つけることができました。

提案内容:まずは基本となるUTMを設置

今回ご提案したのは、WatchGuardのUTMを5年ライセンスで導入する構成です。

UTMとは、複数のセキュリティ機能をひとつにまとめたネットワーク防御機器です。

社内のインターネット出入口に設置することで、パソコンごとの対策だけでなく、会社全体の通信を見守ることができます。

今回の提案ポイント

・パソコン5台規模に合わせた最小構成
・難しい運用を社員様に任せすぎない設計
・ランサムウェア感染時の外部通信リスクを抑える構成
・平日9時から17時までの無料SOCサービスを活用
・まずは会社全体を守る入口対策から開始

小規模な会社では、最初から大がかりなセキュリティ体制を作るのは現実的ではありません。

そのため今回は、「まず必要な基本対策をきちんと整える」という考え方でご提案しました。

UTMを導入することで期待できる効果

UTMを導入することで、会社のネットワークの出入口で不審な通信を監視しやすくなります。

特に今回のように、個人情報を扱う小規模事業者にとっては、次のような効果が期待できます。

情報漏洩リスクを抑えやすくなる

ランサムウェアや不正プログラムに感染した場合、外部の攻撃者に情報を送信しようとする通信が発生することがあります。

UTMを設置することで、ネットワークから外に出ようとする不審な動きを検知し、情報漏洩のリスクを抑えることができます。

業務停止のリスクを減らせる

ウイルス感染やランサムウェア被害が起きると、パソコンが使えなくなり、通常業務が止まってしまうことがあります。

特に少人数の会社では、1台のパソコンが止まるだけでも業務への影響が大きくなります。

UTMによる入口対策を行うことで、感染や不正通信のリスクを減らし、業務継続につなげることができます。

ITに詳しい人がいない会社でも監視しやすくなる

今回のお客様は、少人数で女性社員が中心の会社であり、社内にITやセキュリティに詳しい担当者がいない状態でした。

そこで、無料SOCサービスを活用することで、社員様だけに監視負担をかけずに、外部から状況を見守れる体制を整えました。

SOCとは、セキュリティの状態を監視し、異常がないかを確認する専門的な仕組みです。

導入後のメリット

今回の導入により、お客様には次のようなメリットがありました。

・簡単なウイルス対策だけの状態から一歩進めた
・会社全体のネットワークを守る入口対策ができた
・ランサムウェア感染時の情報流出リスクを抑えやすくなった
・不審な外部通信を検知しやすくなった
・無料SOCサービスにより、社員様に代わって監視できる体制ができた
・取引先や委託元に対して、基本的なセキュリティ対策を説明しやすくなった
・少人数の会社でも現実的に運用できる構成になった

なぜ小規模事業者にもUTMが必要なのか

「うちは5人の会社だから、サイバー攻撃の対象にはならない」と考えてしまう方も少なくありません。

しかし、攻撃者は会社の規模だけを見ているわけではありません。

セキュリティ対策が弱い会社、個人情報を扱っている会社、取引先とのつながりがある会社は、小規模であっても狙われる可能性があります。

特に、業務委託会社や電話営業関連の会社では、個人情報の管理が信用に直結します。

一度でも情報漏洩が発生すると、次のような影響が出る可能性があります。

・委託元からの信用低下
・取引停止
・顧客対応の負担増加
・損害賠償リスク
・業務停止
・会社の評判低下

だからこそ、少人数の会社でも、まずは基本となるネットワーク防御を整えることが大切です。

今回の事例が向いている会社

今回のような対策は、次のような会社に向いています。

・従業員5人から20人程度の小規模事業者
・個人情報を扱う業務委託会社
・電話営業、受付代行、事務代行、コールセンター関連企業
・社内にIT担当者がいない会社
・ウイルス対策ソフトだけで運用している会社
・取引先からセキュリティ対策を求められそうな会社
・ランサムウェア対策を始めたい会社
・まずは現実的な費用で基本対策を整えたい会社

なぜ私たちは選ばれるか

私たちは、単に機器を販売するだけではなく、お客様の業務内容や社内体制を確認したうえで、必要な対策をご提案しています。

今回も、パソコン増設のご相談をきっかけに、個人情報を扱う会社として見過ごせないリスクを確認し、UTM導入をご提案しました。

業務内容に合わせた提案を行います

同じ5台のパソコン環境でも、扱っている情報や業務内容によって必要な対策は変わります。

今回のように、個人情報を扱う業務委託会社では、価格だけでなく、情報漏洩を防ぐ考え方が重要になります。

小規模事業者でも運用しやすい構成を考えます

小さな会社では、専任のIT担当者がいないことも多くあります。

そのため、難しい設定や監視をお客様だけに任せるのではなく、運用しやすい構成をご提案します。

パソコン導入とセキュリティ対策を一緒に考えます

パソコンの増設や入れ替えは、セキュリティ環境を見直す良いタイミングです。

私たちは、機器の納品だけでなく、実際の使い方や通信環境まで確認し、会社全体の安全性を高める提案を行います。

導入後の安心も大切にします

UTMは設置して終わりではありません。

通信状況を見守り、異常に気づける体制を整えることで、導入後の安心につながります。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://sis-pts.com/news/p2446/

対応可能エリア

北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県

ご相談について

個人情報を扱う会社にとって、セキュリティ対策は後回しにしにくい課題です。

しかし、最初から大きな投資や難しい仕組みを導入する必要はありません。

まずは、現在のパソコン台数、業務内容、扱っている情報、インターネット利用状況を確認し、会社に合った現実的な対策から始めることが大切です。

当社ご相談フォームはこちらです。
https://forms.gle/wvpqD7PSAFQbk2Jr6

FAQ

Q1. 従業員5人の会社でもUTMは必要ですか?

A. 個人情報を扱う会社であれば、従業員数が少なくてもUTMの導入は有効です。ウイルス対策ソフトだけでは、会社全体のネットワーク通信を十分に監視できない場合があります。UTMを設置することで、不正アクセス、ランサムウェア、不審な外部通信などのリスクを抑えやすくなります。

Q2. ウイルス対策ソフトとUTMの違いは何ですか?

A. ウイルス対策ソフトは主にパソコン単体を守るための対策です。一方、UTMは会社のネットワークの出入口で通信を監視し、不審なアクセスや外部への怪しい通信を検知しやすくする仕組みです。両方を組み合わせることで、より基本的なセキュリティ対策を整えやすくなります。

Q3. ランサムウェア対策としてUTMは役立ちますか?

A. UTMはランサムウェア対策のひとつとして役立ちます。感染そのものを完全に防ぐものではありませんが、不審な通信や外部への情報送信を抑えることで、被害拡大や情報漏洩のリスクを減らす効果が期待できます。

Q4. IT担当者がいない会社でも運用できますか?

A. IT担当者がいない会社でも、運用しやすい構成を選べば導入できます。今回の事例では、無料SOCサービスを活用し、平日9時から17時まで外部から監視できる体制を整えました。少人数の会社でも、社員だけに負担をかけすぎない運用が可能です。

Q5. 業務委託会社がセキュリティ対策を行うメリットは何ですか?

A. 業務委託会社がセキュリティ対策を行うことで、委託元や取引先に対して安心感を示しやすくなります。特に個人情報を扱う業務では、情報漏洩対策を行っていることが信用につながります。

Q6. UTM導入はどのタイミングで検討すべきですか?

A. パソコンの増設、事務所の移転、従業員の増加、取引先からのセキュリティ確認、個人情報を扱う業務の開始時などが検討のタイミングです。今回の事例では、パソコン3台の増設をきっかけに、UTM導入につながりました。

Q7. WatchGuardの5年ライセンスを選ぶメリットは何ですか?

A. 5年ライセンスにすることで、一定期間のセキュリティ機能を継続して利用しやすくなります。短期間ごとの更新管理を減らし、長期的なセキュリティ対策を計画しやすい点もメリットです。

Q8. 小規模事業者向けのUTM導入では何を重視すべきですか?

A. 小規模事業者向けのUTM導入では、パソコン台数、扱う情報の重要性、社内のIT担当者の有無、運用負担、監視体制、費用のバランスを重視することが大切です。高機能すぎる構成ではなく、現実的に運用できる構成を選ぶことが重要です。

お客様のご要望に合わせて、最適な構成案や御見積書を個別に作成することも可能です。