今回はキヤノンのトナーカートリッジ519についてお伝えします。
目次
- トナーカートリッジ519とは?
- リサイクルを使う上での注意点は?
- まとめ
1.トナーカートリッジ519とは?
キヤノンのトナーカートリッジ519はLBP252, LBP251, LBP6600, LBP6340, LBP6330, LBP6300に適合するトナーカートリッジで、小容量の519と大容量の519Ⅱがあります。小容量が2100頁の寿命に対し、大容量は6400頁の寿命となります。どちらかと言えば全体に少し容量が少ないカートリッジですね。
2.リサイクルを使う上での注意点は?
このカートリッジは調剤薬局やクリニックで使われていることが多く、古いプリンタ―ではありますが今でも現役で動いており、トナーカートリッジとしては結構なヒット商品だったと思います。よくあるのは、印字比率が低い使い方をする調剤薬局やクリニックで大容量の519Ⅱリサイクル品を使うと、寿命が残り少なくなるころにドラムが摩耗して用紙端が黒く汚れるトラブル。またA5サイズを縦送りで給紙する使い方の場合、用紙端の汚れが出ませんが、摩耗したドラムの表面についたトナーパウダーがプリンタ―の機内にこぼれて飛散し、裏面などが汚れるなどのトラブルが発生します。印字比率が低い使い方がメインとなる場合は、小容量のリサイクル品を選ぶ必要がありますが、小容量のリサイクル品と大容量の純正品の1枚当たりのコストがあまり変わらないので、印字比率が低い使い方をメインにする場合は、大容量の純正品か、キヤノンが海外市場向けに海外で販売している海外純正品を使うと、コストと品質を両立できるかもしれません。
3.まとめ
いかがでしたか?6400枚の寿命に対して印字比率が低い印刷をリサイクルトナーで行うと、かなりの確率でトナーの交換サインが出る前に印刷トラブルに見舞われます。ですから、自分の使い方にあった商品選択をすることで、コストと品質を両立させることが大切です。選び方が分からない場合は、弊社までお問合せください。専門の診断士がアドバイス致します。