2021.10.16 コラム

コロナ渦にあって、オフィス物件については空室率が上昇しているようです。物件の賃料相場に影響を与えると言われている空室率は2021年9月の時点で4.92%。自社ビル竣工に伴う大型空室の募集開始や、竣工予定ビルへの移転や縮小に伴う大型解約の影響があり、空室率が上昇傾向です。空室率が6%台になると賃料相場に影響が出ると言われています。この6%とは、12階建てビルを例に取ると、8~9か月のテナント募集状態が続くという計算になります。計算式は、12×12×0.06=8.64.オフィスビル解約が多くの場合、退去の6か月前に通知するという契約内容を考えれば、解約申し出から数えて実質1年以上テナント募集が続くという状態なのです。これはオーナーにとってはとっても不安なこと。賃料を下げてでもテナントを募集したいということになります。こうした現在の状況を考えながら、地域別に賃料相場がどうなっているのかを調べてみます。今回は、名古屋市北部に焦点を当ててみます。

目次

  1. 名古屋市北部(北区、守山区)の賃料相場とは?
  2. 名古屋市北部部の魅力
  3. まとめ

1.名古屋市北部(北区、守山区)の賃料相場とは?

名古屋市北部と言っても、北区と守山区では少し状況が異なります。守山区はほぼ住宅地で人口数も名古屋市内で第3位。オフィス物件はあまりありません。一方、北区は「北の玄関口」とか「水と緑の町」とも呼ばれていて、公園が多く自然豊かな地域。鉄道アクセスも良いことから商業施設が多いという特徴があります。上場企業の本社もありますが、供給される賃貸オフィスはどちらかと言えば小ぶりなものが多く、50㎡以上の物件はかなり少ない状況です。北区と守山区の賃料はそれぞれ、

北区 :坪単価平均9,500円  (レンジは7,000~12,000円)

守山区:坪単価平均7,000円  (レンジは4,000~10,000円)

となっています。

2.名古屋市北部の魅力

北区と守山区に共通する魅力は緑が多いこと。北区は公園が多く、守山区も瀬戸市との境に標高200mも東谷山といった緑があり、住むにも働くにも良いところです。北区の黒川あたりは家賃の安さから単身者の居住も多く、職住一体といった働く環境作りもできそうです。

 

3.まとめ

いかがでしたか?名古屋市北部は魅力的な地域ですが、守山区は物件が少なく、北区は物件が全体に小ぶりですから、広いオフィスを探している企業様にはあまり向いていないかもしれません。しかし、北区の利便性は捨てがたいものがあります。テレワークを一層進めて出社率を下げることで、北区の利便性を味方につけながら多様な働き方を提供することで、求職者から見て魅力的な職場を作ることができるかもしれません。名古屋市の北部でテレワーク環境も含めて働く環境を整えたい企業様はぜひエスアイエス・パートナーズまでお問合せください。ワークデザイン事業部にて、オフィス物件の仲介から、オフィスデザイン、ICTを活用した働き方のデザインまでワンストップでご提案致します。