2021.10.29 コラム

AI技術がずいぶんと進化してきました。手書き文字をOCRで読み取ることができる確率は98%を超えてきたようです。読み取りデータの再チェックは必要ですが、かなりの確率でデータ化が可能になったことで、これまで手入力でデータをまとめていた仕事の効率アップが相当進みそうです。また、RPAを併せて導入することで、さらなる効率アップもできるようになったため、この機会にAI-OCRの導入を検討してみるのはいかがでしょうか?

目次

  1. AI-OCRの読み取り精度
  2. AI-OCRの使い方
  3. まとめ

1.AI-OCRの読み取り精度

クラウドでデータを処理する方式は主流のようですが、エッジと言ってオフラインの端末上で処理できるものも出てきました。手書き文字は人の癖が出ますが、相当にデータを読み込んで勉強させたらしく、AI-OCRはほぼ完ぺきではないかと思えるほと正確に手書き文字を読み取ることができます。

2.AI-OCRの使い方

手書きデータといえば、例えばアンケート用紙、申込書、手書きの伝票などがあります。士業の方、医療関係などは意外に手書き文書があるでしょう。そうした場面でAIーOCRを活用すれば入力が楽になるだけでなく、入力データが非常に正確になります。弊社でも名刺のデータを管理ソフトに手入力していた時代には、何度もチェックをして間違いがないかを確認していました。しかし今では、スマホでスキャンしますので、スキャンされた名刺データは非常に正確です。もちろん再確認は必要ですが、郵便番号や電話番号、人の名前などの間違いは激減しました。ですから、AI-OCRを導入するのは非常にメリットがあると言えます。また、吸い上げたデータをCSVデータにしてくれますから、RPAと一緒にAI-OCRを導入すれば業務のさらなる自動化も可能です。毎日のように同じ作業を繰り返しているのであれば、RPAを導入して業務の効率アップを図りましょう。

3.まとめ

いかがでしたか?コロナの前と後では働き方が大きく変化します。トレンドなのかシフトなのか?を見極めることがとても大切です。明らかにAIを活用して業務を簡単に、かつ正確に処理すること、紙でのデータ保管をやめることはシフト、つまり、もう元には戻らない流れであると言えます。エスアイエス・パートナーズでは、働き方の変化に対応してAI-OCRやRPAなどの導入支援も行うことができます。ぜひ一度どのようなものか話を聞いてみませんか?