2021.11.01 コラム

ペーパーレスにしたいというお客様が増えています。紙で見たいという一定の要望があるものの、ペーパーレスの便利さを知ってしまうと元には戻れません。最近ですがお客様から文書の電子化を行うために複合機を導入したいという要望がありました。そのお客様は福祉関係のお仕事をされている事業所です。とにかく忙しくて、そして紙が多い職場なのです。ではどのように複合機を活用できるのでしょうか?スキャンデータをOneDriveにアップする方法と言うテーマで活用方法を考えてみましょう。

目次

  1. スキャンデータをOneDriveにアップするとは?
  2. 直接OneDriveにアップするには?
  3. まとめ

1.スキャンデータをOneDriveにアップするには?

複合機をスキャナーとして考えた場合、非常に使いすい道具になると思われます。スキャンスピードが速いだけでなく、複合機のメンテナンス契約で保守もしてもらえます。スキャンデータは指定のパソコンにデータを飛ばすことができますし、複合機内のフォルダにしまっておくことで、みんながそのフォルダを見に行けばデータを見ることができるという使い方も可能です。しかし、最近は少し事情が変わってきました。Office365の普及などを通じて、クラウド上にデータを上げたい、もっと言えば、特に操作をすることなくスキャンと同時にクラウドに上げたいというお客様が増えてきたのです。では、こうしたニーズに複合機はどのように対応しているのでしょうか?

2.直接OneDriveにアップするには?

オプション契約になりますが、複合機メーカーがスキャンデータをクラウドにスキャンと同時にアップできるソフトを販売しています。例えばコニカミノルタですとBizhub Essentilasというソフトがあって、初期費用は1万5千円、5ユーザーまで月々1,500円で使うことができます。富士フィルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)ですとCloud Service Hubというオプションがあって、50ライセンスまで月々1500円、51~100ライセンスまで月々2000円で利用することができます。このように各社オプションで別途費用が掛かりますが、OneDriveをはじめとして様々なクラウドサービスにデータをアップできる仕組みを準備しています。

3.まとめ

いかがでしたか?複合機を印刷するだけのマシンと考えている方が多いと思います。最近はサーバーと一体化して複合機の保守契約でサーバーの保守も可能な商品が販売されています。もっと効率的にそしてもっとシンプルに安価な方法で仕事がしたいというお客様のニーズにエスアイエス・パートナーズはお応えして参ります。