2023.02.11 コラム

インクジェットの複合機をお勧めしています。消費電力はレーザーの十分の一。本体の費用も安く、一般的な中小企業であれば、インクジェットで充分ではないか?と考えるからです。しかし多くの方は「インクジェットは滲むでしょ?」とおっしゃいます。では本当に滲むのでしょうか?

今回は「インクジェット=滲むはもう古い」と題してお伝えします。

目次

  1. インクジェットが滲むというイメージはなぜ?
  2. 滲まないインクジェットを選ぶ方法
  3. まとめ

1.インクジェットが滲むというイメージはなぜ?

インクジェットの初期のイメージが滲むというイメージでした。というのもインクジェットプリンターは家庭用で、年に一回くらいしか動かない年賀状印刷用のプリンターでした。年賀状印刷で滲む経験をされたためインクは滲むというイメージが定着しました。

2.滲まないインクジェットを選ぶ方法

インクには種類が二つあります。

滲むインクの染料インク

文字の通り染みるのです。もともと繊維の着色剤だった染料。繊維の一本一本に染みて布に色を付けます。実は紙も繊維です。ですから紙の繊維に染みていく、つまり滲むのです。

滲まないのは顔料インク

顔料インクは繊維に染み込まず、紙の上にインクが乗るイメージ。レーザープリンターのトナーも紙の上に乗るので滲みません。滲みという観点からは「顔料インク=トナー」と考えて良いと思います。

3.まとめ

いかがでしたか?多くの方がインクは滲むというイメージで考えておられるため、うちの会社はレーザーじゃなきゃダメだと検討する姿勢も示されません。しかし技術は進歩しています。滲まない顔料インクを使ったビジネスインクジェットプリンターが次々と出てきています。先入観を捨てて一度検討する余地はあると思います。複合機のサブスクSubLow®サブローは、顔料インクを使ったインクジェット複合機を展開しています。お気軽のご相談ください。