今回は移転の手続きと引っ越しについてお伝えするオフィス移転のお役立ち情報その6をお届けします。
1.目次
- やることリスト
- 具体的に何をするか?
- まとめ
1.やることリスト
さて、移転も決まっていよいよ具体的な動きをするときに何をすればよいのでしょうか?主に以下のことを考えておきましょう。
- 移転の日を決める
- 各機関への届け出
- 電話の移転
- OA機器の移転
2.具体的に何をするのか?
①移転の日を決める
移転の日は仏滅を避けて大安の日にしようと決めたのは良いけれど、ほかのテナントの移転日と重なってしまいトラックが横付けできないとか、エレベーターが使えないなどのトラブルになると大変です。特に新築物件に移転する場合は、ほかのテナントの動きにもよく注意しておきましょう。
②各機関への届け出
会社の移転も機関に届出をする必要があります。まず①法務局に移転の手続きをしましょう。とりわけ本社が移転となれば定款の変更も必要です。また、取引銀行にも本社の移転柱知らせておきましょう。他には②税務署に届出をする必要があります。納税地移転と言う手続きになります。地方税については登記謄本を添付して事業開始等申告書を提出します。さらに、③給与支払い事務所移転の届け出も一か月以内に済ませる必要があります。いろいろな届け出がありますからしっかりと忘れずにやりたいものですね。
③電話の移転
電話の移転は工事が伴います。ですから少なくとも一か月前には移転の手続きをしておく必要があります。混雑するシーズンともなればもっと早い方が良いかもしれません。
④OA機器の移転
荷物を運んでプラグをコンセントに差し込めば使えるわけではありませんので事前の準備が必要です。パソコンのネットワーク工事は簡単ではありません。床下に配線を這わせますか?電源の場所、インターネットの接続に関する諸々など考えることがとてもあります。専門家の手助けが必要な分野です。業者への工事予約も済ませしょう。
3.まとめ
いかがでしたか?いろいろやることがありますね。引っ越ししてから仕事にならないということがないように、しっかりとリスト化して段取りを決めておきましょう。