2021.09.01 コラム

古いオフィスビルが目立ってきました。日本社会が高度経済成長する段階でたくさんのオフィスビルが建設されましたが、市内の一等地にあるそうしたビルも古さを隠せなくなっています。古い=魅力がないではなく、古いものの価値を見直す、または価値を上げることで成功した事例をご紹介します。

目次

  1. 古いビルを活用したリクルート社
  2. 古いビルを見直してみよう
  3. まとめ

1.古いビルを活用したリクルート社

2021年8月30日の日経新聞に第34回日経ニューオフィス賞の記事が大きく掲載されました。その中で私達が注目したのはリクルート社の事例です。2015年からテレワークなどの働き方改革に取り組んできたリクルート社。当然のことながら、そのチャンレンジの中には、働く場所であるオフィスの見直しも含まれていました。記事によると、リクルート社が最近新設したオフィスは、なんと築61年の古いビルでした。オフィスの新設を行った部署の方のコメントでは「取り壊し予定のビルだったが、活用の仕方で息を吹き込めるのではないかと考えた」のだとか。そのリニューアルはとても斬新で、たとえば①電源を減らしでモバイルバッテリーを使い床上げしないで無線LAN環境を構築し、空間のひろがりと移動の自由度を上げた ②5棟の建物それぞれに特徴を持たせ、中央棟にはコンビニを併設して人が行き交うような工夫をした ③エレベーターや照明のボタンをタッチレスにしたなど驚くことばかり

2.古いビルを見直してみよう

築61年とまではいかなくても、古いビルは賃料も安く、空いてる物件が多いことも。ビルのオーナーはビル自体を魅力的な形で価値を上げたいと考えていますから、リクルート社のような取り組みは歓迎されるかもしれません。また、古いために賃料が安いのであれば、経営的にも固定費を抑えることができ助かるでしょう。

3.まとめ

いかがでしたか?古いビルを蘇らせたリクルート社のやり方は参考になりましたでしょうか?ビルのオーナーさんがビル自体の価値を高める改装をしたいと考えるかもしれません。そのような場合も含めてぜひエスアイエス・パートナーズにご相談ください。