2021.09.04 コラム

最近よく耳にするDXとはいったい何のことでしょうか?何かと横文字ばかりで良く分からないという方に、簡単にイメージしてもらえる事例を交えながら、今回は「最近よく聞くDXとは?」というテーマでお伝えします。

目次

  1. DXとは?
  2. 実際にどんなことができるのか?
  3. まとめ

1.DXとは?

DXとは、デジタルトランスフォーメーションという英語の言葉から、それぞれの単語の頭文字を取った言葉です。デジタルですからパソコンが関係していますね。トランスフォーメーションは変形とか変容という日本語がそれにあたります。紙やペンで情報を管理しているやり方をパソコンなどの装置を使って管理することに変更してゆくことがDXというわけです。

2.実際にどんなことができるのか?

エスアイエス・パートナーズでは営業部門のDX化を4年前から取り組んでいます。弊社には日報がありません。営業は活動をクラウドのシステムにすべて入力してゆきます。誰に会って、どんな内容の話をしたのか?電話の回数や内容、メールの回数や内容をすべて記録します。翌日には営業社員の活動内容は個人別に社長にメールで送られてきますから、それをもとに営業社員と社長は話しをすることができます。自分の営業活動を客観的に見ることはとても難しいのですが、弊社が使う仕組みのクラウドにはダッシュボードという機能があり、営業社員の活動量について自動的に集計がなされます。1週間の社員別粗利益も分かります。営業は雨の日も風の日もコツコツと活動を続けることが成功の秘訣と言われています。「1日3プレゼンテーション」という目標が営業社員には与えられていますが、そうした活動をコツコツとやっている人だけが成果を上げて評価されるという仕組みがあるのです。会議はすべてダッシュボードの内容と商談というクラウド上の項目を使って行いますから、会議資料を作る必要はありません。コツコツと活動しキチンと記録することだけで、時間を節約し成果を上げることができるのです。こうした取り組みにより生み出される時間はすべてお客様のために使うことができますから、社員は無駄な時間を使うことなく仕事に集中し定時で帰れるのです。さらに、こうして蓄積したデータは会社の財産になります。企業の価値が事業の内容や売上/利益だけで評価されるだけでなく、企業が持つ情報と言う価値が加わることで外部からの評価が上がります。

3.まとめ

いかがでしたか?DXと言う言葉が難しくしていますね。決まったフォームに必要なことを入力するだけですべてが自動化されて進んでいく仕組みがDXと言えるでしょう。社員の時間を生み出すことがきるので、働き方改革には絶対に必要なものだと思います。導入についてのご相談はエスアイエス・パートナーズまでお問合せください。