2021.10.22 コラム

弊社のお客様にも税理士事務所様がございます。若くして独立し、積極的な展開をされている頼もしい先生ですが、オフィスに参りますといわゆる税理士事務所のイメージではなく、もはや一般的なオフォスの風景で、ペーパーレスも徹底されており、上手に在宅勤務も取り入れておられます。税理士事務所の世代交代が今後は進んでゆくと思われます。経営する側も適切なアドバイスを頂けるような先進的な経営をされる税理士の先生に顧問になってもらいたいと思うのは自然なことではないかと思います。今回は、これから独立したい若い税理士の先生や、さらに事業を発展させたい意欲的な先生方に税理士事務所を開設するために必要な費用についてお伝えできればと思います。

目次

  1. 費用はどれくらい掛かるのか?
  2. 注意点
  3. まとめ

1.費用はどれくらい掛かるのか?

税理士の開業に必要な資金は200万円程と言われています。開業してからの事務所維持費はパートさんの雇用も考えると50-100万円といったところでしょうか?開業時に一番悩まれるのが複合機の導入です。富士ゼロックス(現富士フィルムビジネスイノベーション)の複合機を使っている先生が多いので、ドキュワークスとの連携も考えると、成功している先生のマネをしてゼロックスの複合機を導入したいということになるのですが、これがなかなか高いので費用をどうしようかと悩まれます。リース契約も簡単ではありませんから、弊社に相談される先生方にはゼロックスの中古複合機にドキュワークスをセットして使って頂き、月々のランニングはメンテナンス付きリサイクルトナーでコストダウンというパターンを選択して頂きます。この選択で数十万の費用を削減できますので、初期投資を抑えてスムーズに開業できるのです。

2.注意点

人脈やコネが強く影響する世界と言われています。また、営業力も必要です。今後はクラウドの会計システムが税理士の仕事を奪ってゆくかもしれません。多くの先生は経営指導(コンサル)に力を入れており、そのような分野での経験や知識、また人脈を構築してゆく必要があるでしょう。ホームページの作成にそれなりの費用を掛けることで信頼感を醸成したり、優秀な人材を他の税理士事務所からスカウトするために、ペーパーレス化、在宅勤務の導入などICTを活用した取り組みにも最初から積極的に取り組む必要があります。

3.まとめ

いかがでしたか?税理士として独立したいとか、もっと拡張したいと言った先生方にオフィス物件の仲介からICTを活用した働き方改革などのご提案に至るまでワンストップでご相談に応じさせて頂きます。